今更ながら矢印キーを使うのが面倒くさくなってきた
Windowsで矢印キーを使わずにカーソル(キャレット)を移動するためにはキーバインドを変更する必要がある。
この記事を書いている最中もまさに矢印キーを「いちいち手を移動させるのが面倒だな」と思いながら使っている。
はやく脱出したい。
アルファベットキーでカーソル移動ができるようにする。 そのためには何か他のキーとアルファベットキーを組み合わせる必要がある。
参考
手順
AutoHotKeyとChangeKeyを組み合わせることにする。
ChangeKeyの使い方はとても簡単、直感的なので特に説明はいらない。
ChangeKeyを使ってCapsキーに左Ctrlを割り当てているので、半角全角キーを使うことにする。
半角全角キーは特殊なのでAutoHotKeyでスクリプトでそのまま使うことは難しい。 そこで、ChangeKeyを使って半角全角キーを別のキーに変更する。
変更するにはScan code
でコードでキーを指定する。
F13、F14を指定するのが一般的(?)のようだ。
F13、F14はそれぞれ以下のコードで指定する。
F13: 0x0064 F14: 0x0065
今回は半角全角キーにF13を割り当てる。 指定したら変更を登録し、再起動して有効にする。
再起動したらAutoHotKeyのスクリプトファイルを作成する。
AutoHotKeyをインストール済みならエクスプローラー内で右クリックすればAutoHotKeyのスクリプトを新規作成するメニューがある。
以下の内容をスクリプトファイルに記述する。
F13 & J::Send,{Blind}{Left} F13 & K::Send,{Blind}{Down} F13 & I::Send,{Blind}{Up} F13 & L::Send,{Blind}{Right}
このファイルをダブルクリックして実行すれば、スクリプトの内容が反映される。
Windowsの起動時に有効にしたければ、Win+Rでshell:startup
として開くフォルダの中にスクリプトファイルを入れておけばよい。