Visual Studioでタスク一覧に表示させるトークンを追加する
環境
- Windows 10 1903
- Visual Studio 2019 16.3 preview2
タスク一覧とトークン
タスク一覧
はコメントマーカー//
とともにトークン(例:TODO
)を書いておくと、その行だけ一覧表示する機能です。
まずは最初から登録されているTODO
トークンを使ってみます。
以下のようにコード内にコメントマーカーとともにトークンを書いて、その後ろに半角スペースやコロン(:
)、ドット(.
)などを入れ、メッセージを書きます。
トークンの後に入れることができる記号については調べていません。
小文字、大文字の区別はしないようです。
using System; namespace ConsoleApp3 { class Program { static void Main(string[] args) { //TODO:まずはここで初期化処理 //TODO 次にごにょごにょ //TODO>最後に結果を出力 //Todo.おしまい } } }
次にタスクリストを開きます。
メニューから表示(View)
>タスク一覧(Task List)
とするか、ショートカットのCtrl+\ , T
で開くことができます。
すると、以下のように先程書いたTODO
トークン付きの行が一覧表示されます。
これはとても便利で、コードを書きながら思いついたときに書き込んでおき、後で一覧表示してTODOをこなしていくことができます。
もう途中で思いついたことを忘れたりしません。
このトークンですが最初から登録されているのは以下の4つです。
- HACK
- TODO
- UNDONE
- UnresolvedMergeConflict
もちろん、任意のトークンを追加することができます。
カスタムトークン
ツール(Tool)
>オプション(options)
をクリックし、環境(Environment)
フォルダのタスク一覧(Task List)
をクリックすると、タスクリストのトークン管理ページが開きます。
ここで追加、削除、優先度の設定などができます。
トークンを追加する場合は右側の名前(Name)
欄に作成したいトークン名を入力し、追加(Add)
をクリックします。
これで使えるようになります。