.NET Core 3.0 WPF with Prismなプロジェクトで画面デザイナを使いたい(1)
やっと準備が整いました。 画面デザイナを使う手順については以下のサイトの内容に沿っていきます。
.NET FrameworkなWPFプロジェクトを作る
こちらは当然、画面デザイナが使えます。
.NET Framework側のXAMLを削除する
.NET CoreのXAMLを「リンクとして追加」する
まずはApp.xaml
を追加します
ファイルの種類をXAMLにしておくことを忘れずに。
でないとxaml
ファイルが表示されず、選べません。
こんなことができるんだ、と驚きました。
追加されました。 でも、「無効なマークアップ」。
よくみてみるとApp.xaml
でエラーが出ています。
というのも、.NET FramworkのWPFプロジェクトではApplication
クラスが使われますが、PrismテンプレートではPrismApplication
クラスが使われるからです。
PrismApplication
を使えるように、こちらにもCIビルドなPrism.Unityをインストールします。
これでApp.xaml
のエラーはなくなりました。
同様にMainWindow.xaml
も追加します。
PrismのプロジェクトではMainWindow.xaml
はViews
フォルダ内にあります。
追加されたMainWindow.xaml
を開くとデザイナにウィンドウが表示されます。
ウィンドウのタイトルはバインディングが使われているので現時点では表示されません。 とはいえ、これで.NET Core 3.0 WPF with Prismなプロジェクトで画面デザイナを使えるようになりました。
動作を確認する
確認のためにボタンを追加してみます。
Grid
内のContentControl
を消してButton
を追加します。
では実行してみましょう。
できました。
今後
今回は画面デザイナを使えるようになりましたが、Prismの恩恵を受けられて初めて目的達成といえます。 次回からはPrismの機能が使えるかを確認していきます。